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これは便利!ワードプレスLuxeritasでブロックパターンを登録して使う方法

Luxeritasではversion3.19.0からブロックパターンを独自に登録して使えるようになりました。

これによってプラグインを使用せずとも、よく使う装飾ボックスなど、お気に入りのブロックを登録して即座に記事内に挿入することができるようになります。

すごく便利なので、使い方を紹介します。

この記事でわかること

・ブロックパターンとは何か、どう便利なのかを簡単に復習
・テーマLuxeritasでブロックパターンを登録して使う方法
・テーマがLuxeritasでない場合はどうすればよいか?

ブロックパターンとは?

ブロックパターンというのは、ワードプレスversion5.5からGutenberg(ブロックエディター)に導入された機能です。

複数のブロックを組み合わせたパターンと呼ばれるものがあらかじめ準備されていて、以下のように記事の編集画面で呼び出して挿入することができます

パターンの使い方

上の例では、ボタンのパターンが表示されていますが、ほかにもパターンカテゴリーを切り替えれば、”カラム”、”ギャラリー”、”ヘッダー”、”テキスト”といったパターンが準備されています。

パターンの種類

このように複数準備されているのですが、正直、ブログ記事にすぐに使用してみようか、と思えるパターンは少ないです。

しかし、自分でよく使う装飾ブロックなどを登録することができれば、すぐに呼び出して記事内に挿入できますよね。Luxeritasでは2021年5月23日にリリースされたversion3.19.0から可能となったのです。

ブロックパターンを使うと便利なポイント

初めて2020年8月のワードプレスversion5.5でブロックパターンがリリースされた当初、私自身使ってみようとは思いませんでした。

あらかじめ自分で作成したブロックを登録しておいて必要なときに呼び出す、というのは、再利用ブロックですでに可能だったからです。

しかし、パターンを使うと、再利用ブロックとは違って次のようなメリットがあります。

  • 再利用ブロックの場合、挿入後に”通常のブロックに変換”をする必要があるが、パターンなら不要。
  • パターンならば一覧表でプレ表示されるので直感的に選択できる

再利用ブロックを挿入後、”通常のブロックに変換”を忘れて編集してしまうと、再利用ブロックの内容が書き換わって既存記事に挿入したものにも反映されてしまう・・・想像しただけでも恐ろしいですね。

なので、記事のあちこちで使用する装飾用テンプレの場合、パターンに登録するのが便利!!なんですね。

再利用ブロックは、親となるブロックと挿入先のブロックを連携させておきたい場合のみに使用するとよいでしょう。例えば、季節によって差し替えするアピールコンテンツとか、期間限定CTAなんかですね。

ブロックパターンを登録して使う方法

テーマがLuxeritasでない場合

実は、Luxeritasのversion3.19.0以前は、私はプラグインを使ってパターン登録をしていました。

こちらの記事で紹介しています。

自分で作成したパターンの登録と呼び出し方、さらに、既存のパターンを削除するfunctions.phpへの記述も紹介していますので参考にしてください。

テーマがLuxeritasの場合

Luxeritas3.19.0以降では以下のように進めていきます。

ブロックパターンを登録する

再利用ブロックの登録⇒パターンへの登録 という順番で進めていきます。

再利用ブロックに登録せずいきなりパターンに登録、ということもできますが、再利用ブロックに登録してからパターンに登録するのがLuxeritasの推奨方法です。

ここでは例として、青の枠線ブロックを登録していきます。
こんなやつです。

青の枠線ブロック

再利用ブロックを登録する

まずは、パターンに登録したいブロックを再利用ブロックに登録します。
Luxeritasでは、ダッシュボードメニューのLuxeritas>再利用ブロック で登録できます。

1.Luxeritas>再利用ブロック を開ける

Luxeritas_再利用ブロック

2.再利用ブロックの”新規追加”をクリック

再利用ブロックの新規追加

3.ブロックを作成して登録する

①タイトルに登録したい名前を入力
(例では”青の枠線ブロック”と入力)

②ブロックを作成
(例ではLuxeritas独自の枠線ブロックを使って、枠色double blue、枠太さ3px、角丸10pxに設定)

③”公開”をクリック

再利用ブロックの作成登録手順

以上で”青の枠線ブロック”という名前で再利用ブロックが登録できました。

再利用ブロックをパターンに登録する

続いて、パターンに登録していきます。

①ダッシュボードメニューのLuxeritas>パターン登録 を開ける

Luxeritas_パターン登録

2.再利用ブロックを選んでパターンに追加

①”再利用ブロックからパターンを作成する(推奨)”をクリック

②”再利用ブロックを選択してください”をクリックしてドロップダウンメニューを開ける

③ドロップダウンメニューから目的の再利用ブロックを選択して”追加”をクリック
(例では”青の枠線ブロック”を選択して”追加”)

パターンの登録手順

以上でパターンに登録されました。

登録したブロックパターンを記事に挿入する

パターンに登録したブロックを記事に挿入します。

①画面左上の+マークをクリック

②”パターン”タブを選択

③目的のパターンをクリック
(例では”青の枠線ブロック”をクリック)

登録したパターンを記事に挿入する手順

以上で、選択したパターンが記事内に挿入されます。

記事内にパターン挿入後

Luxeritasパターン登録の特徴

Luxeritas Block Patternが優先表示されて便利

Luxeritasでパターン登録した場合、パターンカテゴリーとしては”Luxeritas Block Patterns”に入り、一番最優先に表示されます。

カテゴリーメニューを開けると、元々デフォルトで準備されていたパターンも選択できるのがわかります。

パターンカテゴリーメニュー

しかし、デフォルトのパターンは使用頻度は少ないでしょう。
なので”Luxeritas Block Patterns”が優先表示されるのは記事作成には便利なわけですね。

再利用ブロックとの使い分けができる

パターンに登録した場合でも、再利用ブロックの中にそのまま残っています。

再利用ブロックにも登録されているのを確認

実際に、先ほどパターンから挿入した枠線ブロックの下に再利用ブロックの”青の枠線ブロック”を挿入してみます。

再利用ブロックを挿入後

一見、同じ枠線ブロックが並んでいるように見えますが、リスト表示させると違いがわかります。

リスト表示(パターンから挿入と再利用ブロックから挿入の違い)

上側のパターンから挿入したブロックは単なる枠線ブロックなので、中身を編集しても元々のパターンには何も影響を与えません。

しかし、下側の再利用ブロックから挿入したものは、”青の枠線ブロック”という再利用ブロックなので、中身を編集すると再利用ブロックの中身も変更されてしまいます。

このように、リスト表示させると違いがわかることも覚えておくとよいでしょう。

まとめ

Luxeritas3.19.0以降に可能となったブロックパターンの登録方法と使い方について紹介してきました。

これでプラグインを使用せずとも、ブロックのパターン登録が可能となったので、私もこの機能を使い始めています。

またLuxeritasには、”すぐに使えるブロックパターン集”も制作者のるなさんが準備しています。気に入ったものがあればダウンロードして使ってみるとよいでしょう。

また、次の記事でLuxeritasのおすすめ機能をまとめていますので参考にしてくださいね。

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