ワードプレスの使い方ガイド ログイン・初期設定~ブログ投稿を徹底解説!
ワードプレスの準備として、サーバーへのインストールは無事すみましたか?
インストールが済んでダッシュボード(管理画面)に無事ログインできたあなた、おめでとうございます!
ようこそ、ワードプレスの世界へ!!
しかし喜ぶのも束の間、ログインした後の画面を見て『複雑すぎてわからーん!!』となってるかもしれませんね(笑)
でも心配はご無用。ダッシュボードを初めて見ただけで、ふむふむそういうことか!なんてサクサク作業を進めれる人なんていません(と信じます。少なくとも私はそうでしたので)。
この記事は、そんなあなたが、ダッシュボードへのログイン後、ブログ記事を投稿・公開していくまでのガイドラインとして、進めるべき項目を1つ1つ解説していきます。
・ダッシュボードの基本的な使い方
・最初にしておくべき設定
・コメント欄の活用方法
・テーマについて知る(テーマとは?テーマのインストール、おすすめテーマ)
・子テーマについて知る
・プラグインについて知る(テーマとの違い、最初に導入するプラグイン)
・サイトのタイトルとキャッチフレーズの設定
・エディターの使い方(投稿の方法)
・サイトのデザイン方法
・ウィジェットについて知る
・固定ページと投稿の違い
・ナビゲーションメニューの設定
・サイトの運用(SEO、バックアップ)
もしワードプレスのインストールがまだ、という方は、こちらの記事を読んで、まずはワードプレスを準備してくださいね。
まずはダッシュボードを確認してみよう
まずは、ダッシュボードについて、少し学んでおきましょう。
ダッシュボードとは何をするところなのか?
どんなことができるのか?
どこをどう見ればよいのか?
以下の記事を読めばわかるようになります。
設定をしておく
ダッシュボードについて少し理解できたら、いよいよ具体的にサイトの内容を構築していきます。
まずやっておきたいのは”設定”です。
設定を何もしなくても、ブログ記事を投稿することはできるのですが、最初にしておいた方がよい設定についてはしておきましょう。
例えば、スマートフォンを買い替えたときでも、画面の明るさだとか、電話やメール・LINEなどの着信音、マナーモードなどの設定は最初にしておいた方が安心ですよね。ワードプレスも同じです。
設定については、次の記事で詳細解説しています。
コメント欄の活用設定について
先の”設定”でコメント欄を活用することにした場合は、次の記事でコメントの活用方法についてもう少し学んでおきましょう。
テーマをインストール・有効化する
設定が終わったら、テーマをインストールしていきます。
テーマというのは、ワードプレスにおいて、主にサイトのデザインを司る、デザインテンプレートのようなものだと理解しておけばよいでしょう。
テーマを変更するだけで、サイトの雰囲気がガラッと変わります。
2022年1月25日にリリースされたワードプレスversion5.9からブロックテーマと呼ばれるテーマが使えるようになりました。デフォルトテーマのTwenty Twenty-Twoがその代表的なものです。
しかし、ブロックテーマでは従来とはワードプレスの操作方法が大幅に異なるうえ、誤動作や機能的に不足しているものがあるなど、まだ使わないほうがよいでしょう(個人的には次のアップデートversion6.0のさらに次のversion6.1くらいから使えるかな、と)。
また、本記事内でこのあと紹介するテーマカスタマイザーやウィジェット、メニューの設定、などはブロックテーマでは項目すらなくなっています。したがって全く別物なのです。
このウェブチルサイトもそうですが、世の中のワードプレスに関する使い方の記事は、特に断りがない限りブロックテーマではない、従来のテーマを使った場合の情報だと考えておきましょう。
テーマとは何かについて、こちらの記事がおすすめです(もちろんブロックテーマではない従来のテーマについて説明しています)
テーマの選定は、ワードプレスでどのようなサイトを作るかを左右する最重要事項です。
ブログに適したテーマ、本格的ホームページ(会社サイトなど)に適したテーマ、ECサイトに特化したテーマなどなど・・・これらが無料・有料の中にもいろいろあります。
ECサイトに特化するような特別なテーマは有料なものしかないかと思いますが、ブログサイトに適したテーマは、有料・無料を問わず国内外それこそ選べないくらいにあるでしょう。
ブログサイトを作る目的は、自身のブランディングや同じ趣味を持った仲間との交流、商品を紹介して稼ぐアフィリエイトなどなど、さまざまあるでしょうが、いずれにしても検索するユーザーに見つけてもらわないと始まりません。
どんなに良いコンテンツであっても検索エンジンにヒットしないWebサイトは、無人島でディズニーランドを経営しているようなものだからです。
実際この記事を読んでくれているあなたも、最初は検索エンジンからこのサイトや記事にたどり着いたのではないでしょうか。
なので私は、見た目や機能も大事ですが、何よりもSEOに強いテーマかどうか、が一番大事だと思って以下の記事を書いています。
この記事の中でおすすめしているテーマLuxeritasは、このサイトでも使用中です(2021年8月現在)。
ブログ用の有料テーマならば、SWELLやSTORK19がおすすめですね。
また、使うテーマによって、デザイン方法やデザインできる範囲も異なります。次の記事を参照ください。
以下の書籍では、Luxeritasを使ってブログサイトを構築し、稼げる構成・しくみをつくっていくまでを詳細に解説しています。本記事で紹介しているワードプレス習得のガイドラインよりも、より細かく、優しく解説していますのでおすすめです!
Luxeritasなどの高機能テーマには、本テーマ(親テーマ)と並行して子テーマの使用を推奨しているテーマが多くあります。子テーマについて知りたい場合は次の記事がおすすめです。ぜひ子テーマを使いましょう。
プラグインについて知る(最初に導入しておくプラグイン)
プラグインは、機能を追加するのに使います。
テーマがサイトの外観(デザイン)を決めるのに対してプラグインはサイトの機能の部分になります。
とはいえ、テーマの中にも機能がついていますし、プラグインにもサイトのデザインに使うものがあるので、”テーマとプラグインの違い”はわかりにくいかもしれません。
そこで次の記事では、テーマとの違いも含めて、プラグインについて解説しています。
また、ブログ記事を投稿する前に、先に導入しておきたいプラグインについても紹介しています。
サイトのタイトルとキャッチフレーズを入れる
サイトのタイトルとキャッチフレーズは、ワードプレスをインストールするときに入力したかもしれませんが、後からでも変更が可能です。
すでに紹介した設定の記事にもありますが、ダッシュボードメニューの設定>一般 の画面で変更入力が可能です。
これからブログ記事を書いて投稿していく、というサイト構築の初期段階では、まだサイトの方向性を決めかねているかもしれません。
なので、サイトのタイトルとキャッチフレーズは、まずは仮のままでもよいでしょう。
しかし、記事を書き始めてサイトの方向性が決まったら、すみやかにサイトのタイトルとキャッチフレーズは正式なものとしましょう。サイトへのアクセスが始まった後に変更するのは望ましくないからです。
エディターについて知る(記事の投稿)
サイトのタイトルとキャッチフレーズを仮ににでも決めたら、いよいよブログ記事を投稿していきたいところですね。
サイトの細かなデザインはおいといて、先にどんどんブログ記事の投稿していけばよいでしょう。
ある程度ブログ記事が投稿してからの方が、サイトの細かなデザインやレイアウトを決めやすくなるからです。
ブログ記事を書くためには、記事を書いたり編集したりするための”エディター”について知る必要があります。
次の記事でエディターの基本的な知識を学びましょう。
上の記事の中で詳しく解説していますが、ワードプレスには現在クラシックエディターとブロックエディター(Gutenbergエディターとも呼ばれる)との2種類のエディターが存在しています。
クラシックエディターは2018年12月以前の標準エディター、ブロックエディター(Gutenberg)は現在の標準エディターです。
ただブロックエディターは操作方法が直感的でなくとっつきにくいので、初心者の方はまずクラシックエディターで記事の投稿に慣れてもよいでしょう。
、2018年末にブロックエディターリリースされた際に、クラシックエディターはプラグインとして提供され、2021年末までのサポートとされていました。
2021年8月26日の公式ブログではサポート期間が2022年末まで延長と発表されています。
クラシックエディターの使い方
クラシックエディターを使った記事の投稿~公開方法については、次の記事がおすすめです。
単にクラシックエディターの使い方だけでなく、見出しと段落をうまく使って記事内を階層化することで、SEO上有利な記事に仕上げる方法も紹介しています。
ブロックエディター(Gutenberg)の使い方
ブロックエディターについては応用範囲が広いので、専用カテゴリーをウェブチルサイトでは設けています。
そのガイドとなる記事です。
ワードプレスのその他の機能について
ここまでであなたはブログ記事の投稿・公開ができるようになりました。
ワードプレスには、ブログ記事の投稿だけでなく、まだいくつか便利な機能があります。ブログ記事を投稿しながらでもよいので、徐々に覚えていくとよいでしょう。
テーマカスタマイザー(サイトのデザインをする)
ダッシュボードメニューの外観>カスタマイズ を開けると、テーマが設定したデザイン機能が使えるようになります。これをテーマカスタマイザーといいます。
例えば、サイトのレイアウト(1カラムか2カラムか)、メインカラー・サブカラーの設定、デフォルトのフォントサイズ・フォントの設定など、いろいろありますが、設定できる項目と範囲はテーマによってかなり異なります。
またサイトの顔といえるヘッダー部のデザインについては、通常このテーマカスタマイザーの中で設定します。
ウィジェット(サイドバーやフッターの設定)
ウィジェットというのは、部品化された要素で、サイドバーやフッターなど、記事とは別の場所にコンテンツを表示するのに使用します。
例えば、このサイトでもサイドバーには記事のカテゴリーや私のプロフィールを表示しているのもウィジェットを使用しています。
ウィジェットについて知るには次記事がおすすめです。
ワードプレスversion5.8から、ウィジェットが従来のものから大きく変わりました。具体的にはブロックベースのウィジェットとなり、Gutenbergのブロックをウィジェットとして使用可能となったのです。
具体的には次の記事で解説しています。
固定ページ
ブログ記事を作成するには”投稿”という機能を使いましたが、ブログ記事以外の更新頻度の少ないページを作成するのには”固定ページ”を使用します。
ただ、更新頻度が多いか少ないか、だけでなく、投稿と固定ページの違いを明確に知っておけば、どんなページなら固定ページで作成するべきなのか、明確にイメージできるようになるでしょう。
次の記事がおすすめです。
ブログ型サイトでは固定ページはあまり使用することは少ないかもしれませんが、会社や店舗など本格的ホームページ型のサイトの場合は、固定ページは重要な役割を果たします。
ナビゲーションメニューの設定
webサイトの利便性を高めるためにはナビゲーションメニューは必須です。
ワードプレスにはナビゲーションを設定できる”メニュー”という機能があるので、簡単に設定できます。
・ヘッダーだけでなくフッターやサイドバーなどにも設定できる
・子ページへのナビもドロップダウンで表示できる
・ナビラベル・キャプションの設定やカスタムCSSで独自の装飾も可能
とできることもいろいろです。次の記事で解説しています。
サイトをより効果的そして安全に運用するために
ここまで読んで頂いたあなたは、ワードプレス単体の機能としては、ほぼ網羅できたものと思います。
しかし、Webサイトというものを運用していくためには、以下の記事カテゴリーも参考になるかと思います。
SEOについて知る
SEOに関連した記事をあつめたカテゴリーです。SEOの基本的なことを学んで、あなたのWebサイトを広く知ってもらえるようにしましょう。
サイトのバックアップについて知る
サイトのバックアップを定期的に実行することは、あなたのサイトの維持するために大切なことです。
このカテゴリー内にはサーバーによるバックアップとワードプレスのプラグインによるバックアップの記事がありますが、私は両方実施しています。
備えあれば憂いなし、ですからね。
まとめ
以上で、あなたがワードプレスを活用していくためのガイドラインとなる記事を紹介してきました。
ここで紹介しきれていないこともまだまだたくさんありますが、あなたがワードプレスの使い方をマスターする基本的な流れとしては十分かな、と思います。
ぜひ、ワードプレスライフを満喫してください。